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話は変わりますが、この東京都庭園美術館は旧朝香宮邸で、建物自体が美術品といわれるほど、隅々にまで凝った細工が品よく配されています。また、脇を首都高速が走り、都会の真中なのに静かでお庭もほっとする空間です。東京の中でも私の好きな場所の1つです。

そんな美術館での展示の風景はというと、ご婦人方はどっとケースに詰め寄って他には目もくれず頭を寄せて、1つずつあこがれのため息とともに熱く鑑賞している中、一緒に来ていた紳士の中には壁や手すりを撫でながらじっと見ている方がいらしたのはなんだかほほえましく、つくづく両性のもつ“視点や興味の違い“と”違いの大切さ“、(違うゆえの”大変さ“までも?)見たっ!という感じでしたよ。

折しも、2007年は“ブランドについて”、“老舗とは?”ということを日本中が考えさせられた年でしたね。
“ティファニー”ブランドを守るということ、そして魅力あるジュエリーを創り出し、人々の心をとらえ、長い時代を生き抜いてきた工夫と情熱みたいなものが伝わってきました。
“苦労して”というよりむしろもの作りを“喜び”とし、決して労を惜しまなかった結果が今にあると思いました。ラグジュアリーでダイナミックな発想とともに、世紀を超えてきたブランドの魅力を辿って時空の旅をしたようでした。ますます身近に感じられる展覧会でした。そうそう、創業時の手書きの売りあげ伝票も展示されていましたよ。どんなものにも”始まり“があるのですね。
今、私の手元には伊勢丹新宿店でいただいてきたブルーのカタログがあります。
このカタログのブルーの色はティファニーが“便利で美しい小物”のカタログを出していた頃から使われたブルーで、忘れな草またはコマドリの卵の色ともいわれているそうです。もちろん今では箱や袋にまで使われているシンボルカラーですね。
この色を見て不機嫌になる女性はまずいないでしょうね。
なんだかうれしいことを予感させる色としてDNAに組み込まれているかのごとく…。
2008年新しい年の始まりにおきまして、この老舗ジュエラー展にも刺激を受け、私も一歩ずつでも小さくても、自分の生きる“甲斐”や“証”を見つけていく旅を続けていく気持ちを新たにしています。
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