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旅に“まさかの出来事”はつきものです。けれど…・。
今回の雲南への旅はまさに“まさか!”の連続だっだのです。
“まさか”の1人旅…
年明けに夫婦で中国の雲南省の昆明、麗江旅行を計画していました。
ワクワクしていた出発直前、主人に急に仕事が入り、私もよっぽどやめようと思ったのですが、「ガイドさんもお願いしていることだし、行ってこいよ」という主人の言葉に背中を押されてまさかの1人での出発。

「“まさか”のにわかアルピニスト」。
麗江郊外の玉龍雪山の観光は4500メートルまではケーブルがあるので、観光客気分そのものだったのですが、そこから展望台までの歩行は酸素が薄くて思うように動けず、とても苦しいものでした。麓で調達した酸素ボトルと上着を使用しました。
エベレストより低いのにこの玉龍雪山(5600メートル)の頂上は前人未踏です…。山頂部分が険しく、岩がもろいので登れないのだそうです。ひきこまれそうなプラチナ色の氷河をいただいた玉龍雪山は神々しく、威厳がありました。そしてあんなにまでも青い空。自然の前では人間はただ感心して見るというしかないようです。地元の少数民族ナシ族の神が宿るといわれているのも分かる気がしました。

“まさか”プラチナに出会うとは…。
旅行最終日の夕方、昆明市内の大通りに面した明珠店(宝石店)に何の気なく、ぶらりと立ち寄ってみました。昆明はミャンマーにも近く翡翠の産地です。ご存知とおり中国ではお守りとして翡翠は大事な石です。ガイドの2人の女性も翡翠の腕輪をつけていました。
翡翠、金、銀の並ぶショーケースの奥で見つけたのは、画像の携帯ストラップにつけている、1グラムちょっとのプラチナのペンダントチャームです。

プラチナ・ジュエリーをなんてことするんだ、と言われそうですけれど。
結婚して主人は私にはプラチナの結婚リングを贈ってくれました。でも体を締め付けるものが苦手で腕時計もリングもつけたがらない彼に、何かプラチナのものを持っていてほしいとずっと思っていたのです。そしてこの旅の風景と重なるお土産ができました。
さて、お店の様子を少しお話しましょう。昨年11月“グローバル化するプラチナ”では香港のプラチナ事情が紹介してありましたね。
“鉑金”と書いてプラチナ。
同じ通りの明珠店は4軒くらい並んでいたので、ついでにずずーっと全部入ってみました。
店で単価が微妙に違っていて単価は1グラム390元(1元=約15円)~396元。
グラムで値段が決められていて、デザインは華奢なもので、ブレスレットやペンダントのチャーム、ピアスがありました。
ガイドさんによると、このごろ中国では婚約に際してはプラチナの立爪リングを贈るのが主流になっているそうです。
「結婚したときは違っていたけれど、流行っているから最近プラチナに買い換えたの」(…結婚指輪は流行で買い換えるものなのか?ということは、それは今は置いておいて)という女性店員さんの結婚指輪は、今の昆明のプラチナ事情をあらわしているのでしょう。
2階広間で催されていた地元のカップルの披露宴会場からか、ホテルのロビーに響くトランペットソロ。
「まさかここで“長崎は今日も雨だった”を聴くとは…」。
つられて口ずさみながら、昆明旅行最終日の予定を終えて部屋にもどったのでした。

で、その携帯ストラップへの主人の反応はどうだったかというと、
もちろん、まんざらでないようです。
ご機嫌に携帯と一緒です。
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