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プラチナ・ギルド・インターナショナルの公式サイトのなかで“プラチナの歴史”の部分に紀元前のプラチナ製品の紹介があります。今日はその中の“テーベの小箱”に会いに行ったことをお話しましょう。

さて、日本では桜の咲き終えたころ、私は母と姑と三人でパリへ行って来ました。
このように母たちと海外旅行をするのは初めてのことでした。
私が10年くらい前に行って、ひとりで地図片手にさんざん歩きまわったところを一緒に歩いたりしました。それに母たちは初めのパリでしたがそれぞれとても楽しんだようです。
パリといえ絵画、彫刻、そして服飾とあらゆる芸術の都といっても言い過ぎではない街ですね。ショーウィンドウから街のさりげないところもなにかしら小粋でキラキラしているように感じられて歩いていてもウキウキします。この街で私が特に気に入っているのがパレ・ロワイヤルとルーブル美術館です。パレ・ロワイヤルは街の中心にあっても静かでくつろげる空間の広場、ルーブル美術館は何度行っても興味深く見て廻れるところです。

出発前にプラチナ・ギルド・インターナショナルの安武さんから“ルーブルでテーベの小箱を見てきたらいかがでしょう”というアドバイスをいただいていました。あの膨大なコレクションの中、短時間で見つけられるかなと思い、事前にパソコンでルーブルのデータベースで検索したのですが、出てこなくて…とにかく古代エジプト美術のあたりだろうと早速、初日に行きました。
この日は水曜で夜9時まで開館している日です。このように美術館が夜まで開いているというのは本当にありがたいサービスです。
案の定見つからず…・。
3日目にまたルーブルに行く予定にしていたので今度は入り口の案内ブースで聞いてみました。ここでも“はっきりとは分からないから「シュリー翼の10室か29室」に行ってみなさい”と教えてもらいました。それは29室にありました。
“やっと会えた!テーベの小箱“
縦×横、20センチ×10センチくらいの存在感のある箱でした。
全面に装飾が施されています。
最初の印象は、全体的に“日本刀の色合いに似てるなぁ”というものでした。
勉強不足を補うため、後ほど本で調べたところ、“金銀製の化粧ケースにプラチナを象嵌にして象形文字にしてテーベの女性高位神官シュペヌペット(この人の墳墓から出土しました)の伝記を綴ってある”のだそうです。”
そこがプラチナなのか…。
確かにその文字は白くはっきり浮かんでよく見えました。
遥かな歴史を経てきた、たくさんの古代エジプト美術展示品の中で、ここだけ時間が止まっているような感じ、確かに古代エジプト時代のもので、図柄もその時代のものなのに…傷んでないなと感じました。

今から気の遠くなるような時間をさかのぼって、最初に“プラチナ”を使って化粧箱を作ってみようと思った人のことをしばし想像しました。
皆さんがルーブルで“テーベの小箱”をご覧になるときのお役にたてるように。
“ルーブル シュリー翼 2階29室”忘れないで…・。
あー、それとパリに行かれるときは、オペラ座の近くのスリにはご用心!
母の荷物をバスに乗せるとき親切に横から持ち上げて手伝ってくれたうら若いきれいな女性、次の瞬間には片手を母のポシェットの中に入れてゴソゴソしていましたよ。
スリって“スリです“って顔をしてないものなのね。
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